【2021年版】ハードディスクを購入する際の選び方、おすすめも紹介

2021-6-2

「パソコンのデータ容量に余裕が欲しい」「データのバックアップ用に持っておきたい」このように考えている方の多くは、ハードディスクの交換・購入を検討しているのではないでしょうか?

しかし、さまざまなメーカーから数多くの製品が販売されていますし、使用目的や用途によって対応している機器が異なります。そのため、「どれを選べばいいかわからない…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

そこで、この記事ではハードディスクを購入する際の選び方やおすすめの製品について、最新の情報をご紹介していきます。購入した後で後悔しないためにも、これからハードディスクの交換や購入を考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

 

購入時の選び方:PC内蔵型

ハードディスクにはパソコン本体に取り付ける内蔵型、データ保管用や接続するだけで容量を増加できる外付けHDDの2種類があります。ここでは、まず内蔵型のハードディスクの選び方についてまとめてみました。

同じ内蔵型の機器でも、使用しているパソコンや目的・用途などによって選び方が異なります。自分が求める機器を手に入れるためにも、内蔵型を探している方は以下の内容を参考にしてみてください。

 

使用するPCに合ったサイズの機器を選ぶ

タワー型やノート型など、人によって普段使っているパソコンの種類は異なるもの。そのため、内蔵型のハードディスクを選ぶときには、まずは使用しているパソコンのサイズに適した機器を選ぶことが大切です。

タワー型のパソコンに使用する場合、サイズが3.5インチの機器を選びましょう。ほとんどのタワー型パソコンでは、本体ケースの内部に3.5インチ用のドライブベイが搭載されています。

そのため、交換はもちろんのこと、増設をされる場合でも簡単に接続することができるのでおすすめのサイズとなっています。また、手に入れやすく安価で購入できるといった点もおすすめのポイントです。

ノート型のパソコンに使用する場合、サイズは2.5インチがおすすめです。また、通常のノート型であれば厚みが9.5mmのもの、薄型であれば厚みが7mmのものなど、使用するパソコンの厚さによって選ぶべきハードディスクの厚みが異なります。

ですので、ノート型パソコンの内蔵型機器を選ぶ場合は、サイズだけでなく厚みにも注意が必要なので、購入前に必ず確認しておきましょう。ちなみに、2.5インチの製品は一体型のパソコンにも使用可能となっています。

 

容量は使用する目的・用途に合わせる

使用する目的や用途に合わせた容量を選びましょう。目安として、高画質の画像や動画の保存に使用される場合は、タワー型であれば3~4TBがおすすめされています。もしそれ以上の容量が欲しいという場合は、現在販売されている最大容量の16TBを選んでみてはいかがでしょうか?

また、同様の目的でノート型に使用するのであれば2TBがおすすめだと言われています。ちなみに、2.5インチの製品にはあまり大容量の機器が販売されていないため、これ以上の容量が必要な場合は外付けタイプの機器使って容量に余裕を持たせてあげましょう。

 

回転数やキャッシュも要チェック

新しく購入する場合には記載されているスペック表を確認して、回転数やキャッシュをチェックしておきましょう。これらはデータの書き込み・読み込み速度を示すもので、重めのソフトウェアをインストールする、容量の大きいデータを頻繁に動かすのであれば7200rpmと記載されている製品がおすすめです。

また、データの書き込み・読み込み速度にこだわらない方は、5400rpmと記載されている製品を選んでみてはいかがでしょうか?低回転ですが耐久性が高く、起動時の音も静かであることがおすすめされています。

 

人気のあるメーカー製品を選ぶ

「Seagate」「WD」は、ハードディスクの販売メーカーの中でも人気が高いと言われています。目的に合わせて選びやすいメーカーだと言われているので、「どの製品にするか迷っている」という方は、人気メーカーの製品を選ぶのもおすすめですよ!

 

購入時の選び方:外付けHDD

ここでは、外付けHDD(ハードディスク)の選び方についてご紹介していきます。外付けタイプは機器に接続するだけで簡単に使用できる他、サイズによっては持ち運びに便利といった利点があります。

「内蔵型の交換・設置のやり方がわからない」「手軽にデータ容量を増加させたい」という方は、外付けHDDがおすすめです。それでは、選び方について一つひとつ見ていきましょう。

 

使用機器に対応している製品を選ぶ

販売されている外付けHDDの多くは接続機器を問わず使用できるものが多いです。しかし、製品によっては対応機器が限られているものもあるので、使用(接続)する機器に対応している製品を選ぶことが大切です。

また、パソコンと同じメーカーの製品を選べば大丈夫だと考えている方は多いようですが、型番によっては非対応の場合もあるので注意が必要です。そのため、購入する前には対応している製品であるのかをしっかりと確認しておきましょう。

 

必要な容量に合わせて選ぶ

外付けタイプの製品にはサイズが大きめの「据え置き型」、手のひらサイズでコンパクトな「ポータブル型」の2種類が販売されています。これらの大きな違いは選べる容量の種類です。据え置き型の場合は6TB以上の製品が販売されていますが、ポータブル型で販売されている最大容量は5TBです。

膨大なデータの保管用として選ぶなら据え置き型、持ち運び用の記憶媒体として選ぶならポータブル型など、必要な容量に合わせれば選び方に失敗することはないでしょう。

 

おすすめのハードディスク5選

これまでの内容から、ハードディスクの選び方についてお分かりいただけたと思います。しかし、実際に店頭やネットショップで製品を見たときに、種類が多すぎてどれを購入すべきか迷ってしまう方は多いのではないでしょうか?

そこで、ここでは2021年おすすめのハードディスクをご紹介していきます。内蔵型や外付けHDDの中でもおすすめされている製品を5つまとめているので、購入で迷っている・悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

 

BarraCuda 3.5(Seagate)

タワー型のパソコンを使っている方には、内蔵型の「BarraCuda 3.5」がおすすめです。容量は8TBとなっているので、大容量の製品を探している方、動画や画像などの大きなデータを保存・管理する方にピッタリの製品です。販売メーカーも人気の高い会社なので、メーカーで選びたい方にもおすすめです。

 

MQ04ABD200(TOSHIBA)

標準のノート型パソコンを使っている方には、「MQ04ABD200」がおすすめです。販売メーカーは誰もが知る大手企業の東芝なので、製品としての信頼性は高いと言えるでしょう。厚みが9.5mmなので薄型には向いていませんが、標準型に搭載できる内蔵型のハードディスクを探している方にはおすすめです。

 

Barracuda 2.5(Seagate)

薄型のトート型パソコンを使っている方には、「Barracuda 2.5」がおすすめです。販売メーカー「Seagate」が開発した独自の技術によって、データ転送の高速化が可能となっている製品です。静穏性も高いので、動作音が気になる方にもピッタリの製品となっています。

 

Expansion Desktop Drive(Seagate)

据え置き型の外付けHDDを探している方には、「Expansion Desktop Drive」がおすすめです。データの転送速度が速く耐久性にも優れており、作動音も静かな機器なので、静かな場所での使用にも適しています。

 

 Elements Portable(WD)

ポータブル型の外付けHDDを探している方には、「Elements Portable」がおすすめです。重量が130gと非常に軽く耐久性にも優れているので、持ち運び用の記憶媒体として人気の高い製品となっています。速度も高速で作業中に感じるストレスをなくすことができるのもおすすめのポイントです。

 

自分が求めるハードディスクを手に入れよう!

販売されているハードディスクにはさまざまな種類があるので、実際に購入するとなると製品選びに迷ってしまう方は多いでしょう。この記事では、あなたにピッタリのハードディスクの選び方やおすすめの製品をご紹介しているので、増設や新しく購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。