PanasonicのPCによくある故障とその原因

2020-1-9
PanasonicのPCによくある故障とその原因

軽くて丈夫なノートパソコン「レッツノート」を販売している有名メーカーのPanasonic。衝撃や落下などのリスク軽減を実現しているので、ビジネス用としての利用にとても最適と言えるパソコンでしょう。

しかし、いくら丈夫だと言われる製品でも故障してしまうことがあります。今回は、そんなPanasonicのパソコンによくある故障とその原因についてまとめてみました。機器の故障は突然起きてしまうことが多く、急なトラブルに困ってしまう方は多いでしょう。そんなときのために、ぜひこちらの記事を参考にしてトラブルに備えてみてください。

 

よくある故障とその原因とは?

Panasonicのパソコンは衝撃に強く壊れにくいという特徴がありますが、以下のような故障が起こることがあります。

  • ・電源が入らない、または起動しない
  • ・Windowsが起動しない
  • ・動作が遅い、またはフリーズする

 
これらの故障の原因には、「電源系のトラブル」「HDDの故障」「マザーボードの故障」などがあります。電源系のトラブルの場合は電源アダプターの接続不良やバッテリーの消耗・劣化、HDDやマザーボードの故障は経年劣化による故障であることが考えられます。

基本的に品質が高く衝撃から本体を守る頑丈なパーツを使用し、確かな耐久性を明確にする試験を実施して製造しています。そのため、多少の衝撃で簡単に壊れてしまうことはないでしょう。

しかし、機器の劣化だけは防ぐことができないので、長年使用しているパソコンはいつ故障してもおかしくありません。内部パーツが故障した場合は異音・異臭が発生する、頻繁にフリーズするようになるので、このような症状が現れたときは注意が必要です。

 

Panasonicの製品は冷却ファンが壊れやすい

Panasonicのパソコンは頑丈さが売りですが、冷却ファンが壊れやすいという弱点があることが挙げられます。というのも、頑丈さと同時に軽量化にも力を入れているため、一般的な冷却ファンに比べて小型のパーツを使用しています。

小型の冷却ファンの場合は受け軸に大きな負担がかかってしまうため、壊れやすいと言われています。冷却ファンはパソコン内部で発生する熱を排出するための重要なパーツなので、故障したまま使用していると他のパーツまで壊れてしまいます。

つまり、冷却ファンの故障はさまざまな不具合やトラブルの原因になるので、使用中に冷却ファンから異音がする・起動していないときは、すぐにパーツを交換してください。

 

バックアップはこまめに取っておこう!

パソコンが故障する際は何らかのサインが現れることがあるので、気づくことができればデータを守ることができます。しかし、前触れもなく故障してしまうこともあるので、バックアップを取っていなければ大切なデータを失うことになってしまいます。

そのため、丈夫で壊れにくいPanasonicのパソコンを使っているとしても、念のためにデータのバックアップはこまめに取っておきましょう。ちなみに、データを失った場合は復旧ソフトを使うことでデータを復元することができます。

ですが、データを保存しているHDDが物理的に故障した場合は、復旧ソフトを使って自分で復元することができません。そのため、大切なデータを管理している方は、定期的にバックアップを取るようにしておきましょう。

 

トラブル改善や修理の依頼はプロに任せよう!

「パソコンが壊れてしまった」そう感じたときの原因は、電源コードの接続不良や一時的な不具合という場合も多いです。その場合は接続状況の確認やパソコンの再起動、放電作業などで改善することができます。

ちなみに、これらの方法は初心者でも簡単にできる方法なので、専門的な知識がなくても問題を解決できます。しかし、パーツの交換が必要な場合はある程度の知識が必要なので、この場合はメーカーの相談窓口、またはパソコン修理の専門業者に依頼することをおすすめします。

接門的な知識と技術を持ったプロのスタッフが対応してくれるので、トラブルでお困りの際は一度相談してみましょう。

 

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