パソコンのブルースクリーン。その原因と対処法

2020-1-9
パソコンのブルースクリーン。その原因と対処法

パソコンを使用している方の中には、青い画面に白文字の英文が突然表示されたという経験はありませんか?いきなりのことで戸惑う方もいれば、パソコンが壊れたのかと不安に思う方もいるでしょう。

今回は、そんな青い画面が表示されるブルースクリーンについて、原因と対処法などをご紹介していきます。表示される原因によって対処法に違いがあるので、知っておくと突然のトラブルにも対応することができるでしょう。

 

ブルースクリーン発生の症状と原因

その名の通り、ブルースクリーンは青い画面のことで、白い文字色でたくさんの英文が表示される症状のことです。何らかのエラーが発生した際に起こるトラブルの1つで、表示された英文はエラーに関する内容となっています。

この症状が現れると何も操作することができなくなり、再起動やシャットダウンができないので、強制終了しなければ電源を切ることができません。このときに注意してほしいのが、エラー内容のメモを取ってから電源を切ることです。

青い画面と共に表示されたエラー内容は、トラブル改善に必要な情報です。そのため、どのようなエラーなのかを把握してから強制終了を行ってください。

 

よくあるトラブルの原因と対処法

ブルースクリーンが起こる原因について調べてみたところ、以下でご紹介する3つがよくある原因であることがわかりました。それでは、それぞれの原因とトラブルを改善するための対処法について見ていきましょう。

 

メモリに問題がある

1つ目の原因は、メモリに何らかの問題が発生しているというものです。基本的には強制終了後にしばらく時間を置いて再起動すると、正常に起動する場合が多いようです。しかし、トラブルが改善できない場合はメモリが故障している可能性があるので、交換する必要があるかもしれません。
 

HDDが故障している

2つ目の原因は、HDDが故障しているというものです。この場合は保存していたデータが全て消えてしまう可能性があるので、トラブルの改善とデータの救出は専門業者に依頼することをおすすめします。
 

OSやソフトウェアに問題がある

3つ目の原因は、OSやソフトウェアに問題が発生しているというものです。この場合、パソコンを初期化することでトラブルを改善できると言われています。しかし、初期化を実行するとパソコン内のデータが全て消えてしまうので注意が必要です。

 

自分で改善できないときは無理をしないこと

ご紹介したトラブルの原因と対処法は全体のごく一部ですが、エラー内容さえ把握できていれば問題ありません。ネット上で検索することで適切な対処法を調べられるので、慌てずにまずは必要な情報を書き留めておきましょう。

とはいえ、パソコンに詳しくない場合は「対処法を調べてもよくわからない…」という方も多いでしょう。そのようなときは、無理をせずにプロの専門業者に一度相談してみると良いでしょう。

 

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