パソコンによくあるデータ障害。論理障害や物理障害以外であるの?

2020-1-9
パソコンによくあるデータ障害。倫理障害や物理障害以外であるの?

「突然データの読み書きができなくなった」「パソコンから変な音が聞こえる」パソコンを使用している方の中には、このようなデータトラブルで困ったという経験はありませんか?

論理障害や物理障害などが一般的な原因ですが、実はその他のデータ障害があると言われています。そこで、今回はパソコンによくあるデータ障害についてご紹介していきます。対処法や注意点なども合わせてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

よくあるデータ障害は「論理障害」と「物理障害」

パソコンのよくあるデータ障害について調べてみたところ、「論理障害」「物理障害」の2種類が主な原因であることがわかりました。それでは、それぞれのデータ障害について一つひとつ見ていきましょう。

 

論理障害

論理障害は人為的ミスでデータを削除してしまった、プログラムの異常などが理由で発生する障害です。他にも、誤ってフォーマットを実行してしまった場合も障害発生の原因になります。

ちなみに、論理障害は自分でデータ復旧を行うことができるので、方法さえ知っておけば慌てる心配はありません。まず人為的ミスによってデータを削除した場合、ごみ箱から復元することができます。パソコン内から削除したとしても完全に消去されるのではなく一旦ごみ箱へと保存されるので、確認してみると良いでしょう。

次に、ごみ箱も空にしてしまった、プログラムの異常やフォーマットの実行が原因の場合は、データ復旧ソフトを使うことで復元できます。ネット上で検索すると機能性・操作性に優れた無料版のフリーソフトがたくさんあるので、1つインストールしておくと役に立つでしょう。
 

物理障害

物理障害はパソコン内部の機器が物理的な故障することで起こるデータ障害です。落下による衝撃や飲み物をこぼしたことによる水没、落雷や火災など自然災害、経年劣化による機器の故障がデータ障害発生の原因となります。

この障害が発生するとパソコン起動後に何かが焦げたようなニオイや、普段聞きなれない異様な音が発生することがあります。また、何らかのエラーメッセージが表示される、外部周辺機器が認識されないなどの症状が現れることもあるようです。

そんな物理障害は論理障害のように自分でデータ復旧を行うことができないので、専門業者への依頼が必要になります。無理に復旧ソフトを使用すると状態の悪化に繋がるので、障害が発生した場合はすぐに使用を中止して、重要なデータがある場合は専門業者にデータ復旧を依頼しましょう。

 

 

使用年数の長いPCは「複合型」の発生率が高い

みなさんは「複合型」というデータ障害を知っていますか?一般的なデータ障害はこれまでにご紹介した2種類のケースが多いですが、使用年数の長いパソコンには複合型の場合が多いと言われています。

複合型はそのままの意味ですが論理障害・物理障害の両方が発生しているデータ障害のこと。使用年数の長いパソコンは内部機器の劣化が進んでいるため、このような障害を引き起こすことがあるようです。

 

データ障害の改善は専門業者への依頼が確実!

データ障害によっては自分でデータ復旧を行うことができますが、専門業者への依頼が必要になる場合もあります。専門業者であれば確実にデータを復元することができるので、重要なデータや大切なデータに問題が起きても心配ありません。

しかし、障害が起きている状態のままパソコンを使い続けていると、症状の悪化や最悪の場合はデータ抹消や上書きなどが起きてしまい、専門業者でも復元できなくなります。そのため、データ障害が起きたときはすぐにパソコンの電源を切り、専門業者へデータ復旧を依頼してみてください。

 

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