パソコンがウイルスに感染して動かない場合の対応まとめ
いつも通りにパソコンを使おうとしたときに、正常に起動してくれないといった症状に悩んではいませんか?場合によっては一時的な不具合や内部機器の故障などが原因というケースもありますが、何らかが原因でウイルスに感染しているのかもしれません。
パソコンがウイルスに感染してしまうとパソコンの動作不良だけでなく、見知らぬネットサイトが勝手に表示されてしまう、保存ファイルが開けない・消えているなどの症状が現れると言われています。つまり、ウイルスに感染すると快適にパソコンを使えなくなってしまうのです。
そこで、今回はパソコンがウイルスに感染して動かない場合の対応方法をご紹介していきます。正常にパソコンを起動することができず、「ウイルス感染が原因かも…」と悩んでいる方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。
PCがウイルスに感染する原因とは?
そもそも、ウイルス感染防止のために専用の対策ソフトを使っていれば快適にパソコンを使うことができます。しかし、ウイルス対策ソフトを使わなくなってもパソコンは使用できるので、導入していない方は少なくありません。
ですが、ウイルス対策ソフトを導入していなかった場合、以下のような原因で感染してしまうことが多いようです。
- ・不審なメールの添付ファイルを開けてしまった
- ・怪しいサイトに誤ってアクセスしてしまった
- ・利用しているサービスの偽サイトを使った
見知らぬ相手からのメール、または迷惑メールなどを見ると何らかのファイルが添付されていることがあります。メールを確認するだけでは問題なくても、添付ファイルにはウイルスが仕込まれていることがあるので、感染してしまうことがあります。
他にも、明らかに怪しいサイトだと認識しているのに、誤ってアクセスしてしまうことで感染してしまうことも少なくありません。また、最近では有名な大手サイトや銀行のホームページにそっくりな偽サイトが出まわっているため、気づかずに利用してウイルスに感染するケースも増えているようです。
このように、ウイルス感染の経路はとても身近にあるので、ちょっとしたミスで簡単にウイルスの侵入を許してしまう危険性があります。感染するとパソコンが動かなくなるだけでなく、個人情報が流出してしまうこともあるので注意が必要です。
ウイルス感染でPCが動かないときの対応方法
もしもお使いのパソコンがウイルスに感染してしまったとしても、適切な対応でトラブルを解決できる場合があります。ここでは、ウイルス感染が原因でパソコンが動かなくなったときに試すことができる対応方法をまとめてみました。
感染時の基本的な対応方法をはじめ、トラブルを解決できなかったときの最終手段もご紹介しています。また、自分で対応するのが不安だという方におすすめの対応方法もご紹介しているので、一つひとつ見ていきましょう。
接続しているネットワークを切断する
ウイルスに感染している可能性がある場合は、まず接続しているネットワークを切断してください。感染している状態でネットワークに接続していると、パソコンが動かないだけでなく個人情報が流出するといった二次災害を招いてしまいます。
感染の原因だと考えられるものを削除しない
ウイルス感染の原因に心当たりがあるものは削除するのではなく、そのままの状態で残しておくことが大切です。おそらく、多くの方は「これが原因かもしれない!」と思えるものを慌てて削除してしまうでしょう。しかし、明確な原因を突き止めるための重要な手がかりになるので、原因だと考えられるものは一旦残しておきましょう。
ウイルス対策ソフトを使ってみる
ウイルス対策ソフトは感染を防ぐだけでなく、ウイルスを駆除してくれる機能も備わっています。そのため、感染時の対応としては非常に有効なので導入することをおすすめします。また、感染していないかを確認できる機能も備わっているので、定期的な状態確認ができるといったメリットもあります。
初期状態に戻すのは最終手段
ウイルス感染時の対応方法は試したからといって、確実にトラブルを改善できるとは限りません。そのため、場合によってはパソコン内からウイルスを駆除することができず、使用できないとい方もいるでしょう。
そんなときは、最終手段としてパソコンを初期状態に戻すという方法もあります。しかし、初期状態に戻す=パソコン内のデータが全て消えるということになるため、バックアップを取っていれば問題ありませんが、そうでない場合はよく検討してから実行しましょう。
自分で対応するのが不安ならプロに相談する
これまでの対応方法は自分でできるものをご紹介しましたが、人によっては「自分ではちょっと不安…」という方もいるはずです。そのような方は、専門的な知識と技術を身に付けたプロの専門業者に相談してみましょう。
この場合は依頼費用が必要になりますが、安全にウイルスを駆除してもらうことができます。そのため、あまりパソコンに詳しくない方や対応方法がよくわからないという場合は、プロに相談することをおすすめします。
PCがウイルスに感染しないための対策方法
基本的には勝手にウイルスに感染することはありませんが、知らないうちに招き入れてしまうケースは多いです。パソコン関連に詳しい人であれば感染率は低いかもしれませんが、そうでない方の場合はちょっとしたことで感染するかもしれません。
そこで、ここではパソコンがウイルスに感染しないための対策方法をまとめてみました。常に快適な状態で安心してパソコンを使いたいという方は、以下でご紹介する対策法をぜひ試してみてください。
対策ソフトの導入は必須!OSも最新状態にすること
まず感染対策として、ウイルス対策ソフトの導入は必須だと言っても過言ではありません。感染防止や感染チェックもできるので、常にパソコンの状態を確認・把握することができます。
また、OSを最新状態にしておくと、ウイルス対策の効果を高めることができると言われています。対策ソフトを導入しつつ最新をOSにアップデートすることで、安心してパソコンを使用することができるでしょう。
怪しいと思われるメールやサイトは開かないこと
怪しいと思われるメールやサイトは開かないようにしましょう。知らない相手からのメールは開かずに削除して、不審なサイトはアクセスしないように落ち着いてパソコンを操作するようにしてみてください。
個人情報の自動保存機能を使わない
パソコンから自身のアカウントなどにアクセスする場合、自動で個人情報を保存する機能があります。とても便利で楽にアクセスできる機能ではありますが、ウイルスに感染すると個人情報が流出する危険があるので、自動保存機能は使わないことをおすすめします。
定期的にバックアップを取る習慣をつける
定期的にデータのバックアップを取る習慣をつけておけば、パソコンを初期状態にしなければならない状態でも安心して実行することができます。また、ウイルス感染以外にも役に立つケースは多いので、ぜひ試してみてください。
ウイルス対策ソフトを使ってこまめに感染確認をしよう!
ウイルスに感染してパソコンが動かなくなる前に、ウイルス対策ソフトを導入しておくことをおすすめします。有料ソフトが多いイメージが強い傾向があるようですが、無料で利用できるソフトもあるので、ぜひ導入して安全にパソコンが使える状態を整えておきましょう。