富士通・LenovoのPCによくある故障とその原因
知名度が高く安心感のある富士通は、コスパが高いことで有名なLenovoの傘下に加わり、お互いに有益な関係を保っていることで知られるパソコンメーカーです。どちらの製品も高品質なものが多いので、プライベートやビジネスを問わず使用している方は多いでしょう。
しかし、品質の高い製品やたくさんの人気モデルを販売しているメーカーの製品でも、いずれは壊れてしまうもの。そこで、今回は富士通・Lenovoのパソコンによくある故障とその原因についてご紹介していきます。
目次
よくある3つの故障と原因
よくある故障は、以下でご紹介する3つの症状が原因とわかりました。不具合を改善するにはまずどのような症状が起きるのか、そしてどのような原因があるのかを知っておくことが重要になります。それでは、ぞれぞれの故障と原因について一つひとつ見ていきましょう。
電源が入らない・起動しない
1つ目のよくある故障は、パソコンの電源が入らない・起動しないというものですが、主な原因は電源プラグの抜けや接触不良という場合が多いと言われています。しかし、本当の故障している場合は、経年劣化による機器やパーツの故障、ノートパソコンであれば飲み物をこぼしてしまい水没させたなどが原因だと考えられます。
また、ノートパソコンの場合はバッテリーが消耗することで電源系のトラブルが発生することもあります。使用中にすぐバッテリー切れを起こすようであれば、新品へと交換しておきましょう。
保存していたデータが消えた
2つ目のよくある故障は、保存していたデータが突然消えてしまうことです。この場合、主な原因は「間違えて削除してしまった」という人為的ミスが多いです。仕事でデータの共有をしている場合は他人が誤って削除しているケースも少なくありません。
しかし、パソコン内で削除したデータは一旦「ごみ箱」に保存される仕組みになっています。ですが、ゴミ箱に保存されているデータまで削除されている場合は、データ復旧を行う必要があるでしょう。
寿命や衝撃による物理的な故障
3つ目のよくある故障は、経年劣化による機器の寿命や物理的な衝撃を加えたことによる破損です。ちなみに、パソコンの平均寿命は約5年と言われており、負担をかけるような使い方をすればより早く壊れてしまいます。
また、持ち運びに便利なノートパソコンの場合、移動中にどこかでぶつけた、または床に落としてしまうことで強い衝撃が加わることで壊れてしまうケースもあります。デスクトップパソコンであれば落雷・停電が原因で内部パーツが破損することもあると言われています。
トラブルが起きたときの対処法
使用しているパソコンに突然トラブルが起きたとき、多くの方は「どうしよう…」と困ってしまうでしょう。しかし、以下でご紹介する対処法を知っておけば、自分でトラブルを解決することができるかもしれませんよ!
- ・電源プラグや周辺機器の接続状況を確認
- ・データ復元ソフトを使う
- ・新しいパーツへと交換する
- ・内部に溜まったホコリを取り除く
パソコンは電力が供給されていなければ当然起動することはありませんし、本体とディスプレイがきちんと接続されていなければ画面は真っ暗のままです。電源系のトラブルが起きたときは、まずはプラグやコードの配線状況を確認してみましょう。
消えたデータがごみ箱内になかった場合、データ復旧ソフトを使うことで復元することが可能です。復旧ソフトはネット上からインストールすることができますし、無料で利用できるフリーソフトも存在します。
トラブルの原因が内部パーツの故障だった場合は、新しいパーツへと交換することで正常に使用することができます。また、パソコンは長期間使っていると内部にホコリが溜まってしまい、それが原因でさまざまなトラブルを引き起こすことがあります。そのため、不具合が起きた際は内部を掃除してみると良いでしょう。
解決できないときは専門業者に相談しよう!
よくある故障の原因や対処法についてご紹介してきました。しかし、パーツ交換や機器内部の掃除は知識がなければ「自分でできない…」と思う方は多いでしょう。また、機器の故障が原因で消えたデータは、復旧ソフトを使っても復元することができません。
そのような場合は、データ復旧やパソコン修理のプロである専門業者に相談してみましょう。専門的な知識と技術を持ったスタッフが対応してくれるので、トラブルでお困りの方はぜひ利用してみてください。