気をつけたいデータ復旧会社の特徴とは?

2020-6-12
気をつけたいデータ復旧会社の特徴とは?

「大事なデータを消してしまった!」「パソコンが壊れてデータが取り出せない…」そんなトラブルに悩んでいる方は、データ復旧会社への依頼を検討しているでしょう。しかし、会社選びを適当に行ってしまうと、トラブルの原因になるので注意が必要です。

実際に、最近では悪徳業者を利用したことで被害を受けている方が多いと言われています。そこで、今回は依頼の際に気をつけたいデータ復旧会社の特徴をまとめてみました。これから依頼を検討している方、依頼する会社を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

相場よりも安い料金を提示している

データ復旧にかかる費用は障害レベルによってある程度の相場が決まっています。

  • ・軽度の障害レベル:5~12万円
  • ・中度の障害レベル:10~40万円
  • ・重度の障害レベル:20万円以上

 
これらの項目は障害レベルにかかる費用相場です。信頼性の高いデータ復旧会社であれば、ご紹介した相場でサービスを提供しているはずです。しかし、信頼できない会社の場合は相場よりも安い料金を提示している傾向があります。

ちなみに、提示している料金は安くても、必ずどこかで利益を得られる仕組みになっているので、結果的に高い費用が発生するということが多いです。また、依頼すれば何かが無料になるという一見お得なサービスも、作業代金が相場以上だったというケースも多いので注意しましょう。

 

不安を煽るような言葉をよく使う

悪徳業者に多い手口ですが、必ずお客さんの不安を煽るような言葉をよく使ってきます。例えば、「今すぐに対処しないと取り返しのつかないことになる」「時間が経つと復旧できないかもしれない」など、このような台詞を使う会社には要注意です。

また、信頼できる会社であればお客さんを不安にさせるようなことはありません。もしもすぐに復旧作業が必要な場合は詳細を必ず伝えてくれるので、ただ焦るようなことばかりを言う会社だった場合は依頼しないことをおすすめします。

 

セキュリティー対策を行っていない

データ復旧を依頼する場合は会社側にデータを預ける必要があるので、信頼できる会社は万全のセキュリティー対策を行っています。そのため、プライバシーマークやISOの取得を行い、自社のホームページでも必ず掲載しています。

しかし、信頼性の低い会社や悪徳業者の場合は、このようなセキュリティー対策を行っていないと言われています。会社の重要なデータや個人情報などの他人に預けることになるので、トラブルを避けるためにもセキュリティー対策の有無は確認しておく必要があるでしょう。

 

費用を前金制にしている

事績が豊富で信頼できるデータ復旧会社の多くは、成果報酬型という制度を取り入れています。そのため、実際にデータ復旧を行い成功して初めてお客さんから料金をもらうということになります。

しかし、会社によっては前払いが必要な前金制を行っているところもあり、その多くが悪徳業者だと言われています。この場合、復旧に失敗しても作業代金だと言われて返金されることがないので、支払い方法が前金制の会社には注意が必要です。

 

依頼するデータ復旧会社はしっかりと見極めよう!

これまでにご紹介した特徴に当てはまるデータ復旧会社は、信用性がなくトラブルを招く可能性があるので注意が必要です。そのため、大切なデータの復旧を依頼する場合は、信用できる会社を選ぶことが大切です。

ちなみに、信頼できるデータ復旧業者は、ホームページで過去の実績やセキュリティー体制を確認できる内容を公開しているのが特徴です。後悔しないためにもしっかりと見極めて、信頼できるデータ復旧会社に依頼しましょう。

 

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