データ復旧とは?どんな機器を復旧できる?

2020-1-9
データ復旧とは?どんな機器を復旧できる?

「写真のデータが消えている!」「間違って削除しちゃった!」パソコンを使用している方であれば、このような経験をされている方は多いのではないでしょうか?そんなデータトラブルにとても役立つのがデータ復旧です。

データ復旧は専門業者に依頼する方法もあれば、専用ソフトを使う方法もあります。そこで今回は、データ復旧についてまとめてみました。また、どのような機器を復旧できるのかも合わせてご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

データ復旧は消えたデータを復元できる

データ復旧は自ら削除したパソコンデータや、機器の故障で開けなくなったデータを復元できる方法です。そんなデータ復旧には専門業者に依頼する、自分で復元作業を行うなど方法があります。

しかし、それぞれのデータ復旧には違いがあります。ここでは、2種類のデータ復旧についてご紹介していきます。データトラブルで困っている方は、以下でご紹介するそれぞれの違いを参考にデータ復旧を試してみてください。

 

専門業者に依頼する方法

データトラブルの原因には大きく分けて「人為的なミスによるもの」「機器の故障によるもの」の2つがあります。そして、専門業者であればトラブルの原因を問わずデータ復旧が可能です。

また、専門業者にはクリーンルームが完備されていますし、専門的な知識と技術を身に付けたスタッフが復旧作業を行います。そのため、大切なデータを安全かつ高確率で復元することができるのが特徴であり魅力でもあると言えるでしょう。

しかし、上書き前のデータは専門業者に依頼しても復元することができません。消えたデータの上に新しいデータを書き込んだ場合、上書き前のデータは完全に抹消してしまうので、いくらプロの専門業者でも復元することはできないと言われています。

そのため、もしも大事なデータが消えてしまった場合は、すぐに専門業者に依頼してデータ復旧を依頼することをおすすめします。
 

自分でデータを取り戻す方法

人為的ミスによるデータトラブルであれば、データ復旧ソフトを使うことで、自分でデータを取り戻すことができます。復旧ソフトには有料版・無料版の2つがあり、どちらもネット上から購入やインストールが可能です。

ちなみに、最近では高機能なフリーソフトが増えているので、有料版を購入しなくても十分に活用することができると言われています。また、初心者でも使いやすいシンプルな操作性で直感的に扱えるソフトもあるので、急なデータトラブルが起きても業者に依頼することなく自分で解決することができますよ!

しかし、データ復旧ソフトでは物理的に故障した機器からデータを復元することができません。そのため、HDDやSSDなどの故障で取り出せなくなったデータは、専門業者に依頼する必要があります。

ちなみに、ムリに復旧作業を行うと状態の悪化やデータの破損に繋がるため、業者でも復元が難しい状態になってしまします。そのため、物理的な故障が原因でデータが消えてしまった場合は、すぐに専門業者に相談しましょう。

 

 

復旧可能な機器はPCだけじゃない!

データ復旧が行えるのはパソコンだけでなく、その他に機器に保存しているデータの復元も可能です。記憶媒体として便利なUSBメモリやSDカード、スマートフォンや外付けHDDなど、このような機器にも利用可能です。

また、専門業者であればパソコンだけでも対応可能なメーカーが豊富ですし、NASやRAIDなどのデータ復旧も可能です。ちなみに、確実に復元させたい場合は、専門業者への依頼がおすすめです。

データ復旧ソフトは自分でできるというメリットはありますが、場合によってはデータを復元できないことがあります。そのため、急いで必要なデータがある場合や、確実に復旧してもらいたいデータがある場合は、ぜひ専門業者に依頼してみてください。

 

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